使用説明書

管理者向け操作ガイド

2.プロビジョニングのマッピングを設定する

1. 補足手順:部署・勤務先所在地を同期する属性に追加する

この設定は任意です。

Oktaのユーザーのdepartment属性を本サイトのユーザーの部署へ同期するとき

マッピングしていない属性から[Department]を探し、編集ボタンをクリックします。

編集画面で以下を設定します。
  1. 「属性値」を[Oktaプロファイルからマッピング]にして[department | string]を選択します。

  2. 「適用対象」で[作成・更新]を選択します。

  3. [保存]をクリックします。

OktaのユーザーのpostalAddress属性を本サイトのユーザーの勤務先所在地へ同期するとき

マッピングしていない属性から[Formatted]を探し、編集ボタンをクリックします。

編集画面で以下を設定します。
  1. 「属性値」を[Oktaプロファイルからマッピング]にして[postalAddress | string]を選択します。

  2. 「適用対象」で[作成・更新]を選択します。

  3. [保存]をクリックします。

マッピングしていない属性から[Address type]を探し、編集ボタンをクリックします。

編集画面で以下を設定します。
  1. 「属性値」を[すべてのユーザーで同じ値]にして[work]を入力します。

  2. 「適用対象」で[作成・更新]を選択します。

  3. [保存]をクリックします。

ユーザーの部署と勤務先所在地のどちらも設定したときは、以下のように表示されます。

2. 補足手順:任意の属性を同期する属性に追加する

この設定は任意です。その他のOktaの属性を同期するときは以下の手順に従って設定します。同期対象として追加できるOktaのユーザー情報を本サイトのユーザー任意情報1~15へ同期できます。

マッピングしていない属性から「extensionAttribute1」~「extensionAttribute15」のいずれかを選び、編集ボタンをクリックします。

編集画面で以下を設定します。
  1. 「属性値」を[Oktaプロファイルからマッピング]にして、同期するOktaの属性を同期対象として追加できるOktaのユーザー情報から選択します。

  2. 「適用対象」で[作成・更新]を選択します。

  3. [保存]をクリックします。

ユーザーの部署と勤務先所在地のどちらも設定したときは、以下のように表示されます。

3. 補足手順:機器アカウントとICカードを同期する属性に追加する

この設定は任意です。

[Profile Editorに移動]をクリックします。

[属性を追加]をクリックします。

マッピングする項目を以下の表のとおりに設定し、[保存]をクリックします。
本サイト上の同期される項目 表示名 Variable name External name External namespace
ユーザーの機器アカウント連携設定の複合機の機器アカウント MFP Account mfpaccount onpremiseAccountId
(type=mfp_address_book,
deviceType=RicohMfp,
index=1)
urn:ietf:params:scim:
schemas:extension:
RicohSmartIntegration:
2.0:User
ユーザーの機器アカウント連携設定の複合機のICカード MFP IC Card {番号} 1
例:MFP IC Card 1
mfpiccard{番号} 1
例:mfpiccard1
onpremiseAccountId
(type=card,
deviceType=RicohMfp,
index={番号}) 1
例:onpremiseAccountId
(type=card,
deviceType=RicohMfp,
index=1)
urn:ietf:params:scim:
schemas:extension:
RicohSmartIntegration:
2.0:User
ユーザーの機器アカウント連携設定のInteractive Whiteboardの機器アカウント IWB Account iwbaccount onpremiseAccountId
(type=address_book,
deviceType=RicohIwb,
index=1)
urn:ietf:params:scim:
schemas:extension:
RicohSmartIntegration:
2.0:User
ユーザーの機器アカウント連携設定のInteractive WhiteboardのICカード IWB IC Card iwbiccard onpremiseAccountId
(type=card,
deviceType=RicohIwb,
index=1)
urn:ietf:params:scim:
schemas:extension:
RicohSmartIntegration:
2.0:User

*1 {番号}には、機器アカウント連携設定のICカード1~3に対応する番号を入れます。機器アカウント連携設定についてはユーザー任意情報の項目名を変更するを参照してください。

アプリケーションの[プロビジョニング]タブに戻り、[アプリへ]をクリックします。
マッピングしていない属性から先ほど追加した属性を選び、編集ボタンをクリックします。

編集画面で以下を設定します。
  1. 「属性値」を[Oktaプロファイルからマッピング]にして、同期するOktaの属性を同期対象として追加できるOktaのユーザー情報から選択します。

  2. 「適用対象」で[作成・更新]を選択します。

  3. [保存]をクリックします。

設定すると以下のように表示されます。

4. ユーザーを同期する

作成したアプリケーションの画面へ移動し、「割り当て」タブの[割り当て]をクリックします。

自動同期を利用するユーザー、またはユーザーが含まれるグループの[割り当て]をクリックし、[完了]をクリックします。

5. 補足手順:自動同期されていないユーザーを同期する

自動同期の設定を行う前にすでにアプリケーションにユーザーが追加されていた場合など、ユーザーがアプリケーションに追加されているが自動同期されていないときは、以下の手順を実施します。

作成したアプリケーションの画面へ移動し、「割り当て」タブの[ユーザーをプロビジョニング]をクリックします。

[OK]をクリックします。

6. グループを同期する

グループを同期するときは以下の手順を実施します。

作成したアプリケーションの画面へ移動し、「プッシュグループ」タブの[プッシュグループ] [名前でグループを検索]をクリックします。

同期するグループ名を[プッシュするグループを入力…]に入力して同期するグループを設定し、[保存]をクリックします。

同期するグループの「プッシュステータス」が「アクティブ」になっていることを確認します。